今日のデキゴト:世界でひとつだけのカレンダー
今日友達と、友達のお母さんと、そのお母さんの友達Mさんと草月ホールでバレエをみたあと、ご飯をしているときに、すばらしいはなしをきいた。
Mさんが1ヶ月ほど入院をしたときに、あるフランス人の方が「カレンダー」をくれたという。
それは、手作りのカレンダーで、日にちのところがすべて、ポケットになっていた。
そのフランス人の方はいったそうだ。
「必ず毎日ひとつポケットをみてね」
そのポケットには、フランス人の方が、Mさんのために Mさんの家族や、知人からあつめた「メッセージ」がひとつづつ、 入っていた。
するととたんにMさんは入院生活がたのしくなった。
毎日ひとつポケットの中のメッセージをひらくことが、毎日ひとり、 誰かがおみまいにきてくれるみたいにうれしくなったのだ。
その「おたのしみ」は院内にひろがって、Mさんだけじゃなく、看護婦さんたちも楽しみに、毎日集まってくれたそうである。
無邪気な思いやりだけども、それをやりきる、ということは こんなにもたくさんの人を心をうごかす。なによりも、本当は暗く辛い時間だったものを 全く逆の、明るく楽しみに満ちた時間にかえてしまったのだからすばらしい。
アイデアとかつくることにできることはまだまだたくさんある、わたしはつねにそうおもっていてこのおはなしをきいて、ますますそう思うのでした。
私にも、病気とたたかっているおばあちゃんがいて
毎日なにかおばあちゃんが、少しでもたのしみにできるものはないかなあと、
毎日贈り物をするプランなどをたてていたんだけど、
このお話しをきいて、ああそうだ、カレンダーをつくろう、とおもった。
毎月カレンダーをつくっておくってあげよう、と。
来年の1月からおばあちゃんにカレンダーをおくる。
そうきめた日でした。
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