Creative Direction/ Experience Design
ブレインテックを活用した「願い事」をフックにしたエンターテインメント。
人の願いが集まる春、KDDIによるブレインテックを活用した「願う」エンターテインメントの第一弾として、「桜」を題材にした願いの聖地をstuの開発チームと共に作りました。
願い事をしている時の自分の脳波を解析しデザインが変化する「桜」と、タブレットに入力した「願いごと」が絵馬となって、銀座にあるKDDIの実験店舗 GINZA 456の壁面に現れます。
周囲を神秘的な桜と水面に囲まれた「願いの聖地」。地面には舞い落ちる花びらが投影されており、センサーによって人の場所と動きを感知し花びらが皮のように流れ避けていくような美しい演出がなされます。
また定期的に、空間全体が幻想的な桜に包まれる“満開ショー”を演出として取り入れ、能動的な体験=願う と 受動的な没入体験=ショー を組み合わせました。
また「願いの桜」を作る体験は、リモート(オンライン)でも体験できるようにしました。遠隔で作り出した「願いの桜」をスワイプアウトして外側に投げることで、GINZA 456の壁面につくった桜が追加され、投影されます。
結果、各種局メディアやウェブ媒体に取り上げられ、企画始まってすぐに会期中の予約は定員となり、続報を待ち望む声に恵まれる企画となりました。
■Article