Author ‐ admin

2016年4月7日

[Media]2016 PARCO SWIM DRESS記者会見に登壇しました。

3/20(水)2.5Dにて行われたPARCO SWIM DRESSキャンペーンのローンチ記者会見に、キャンペーンモデルの佐野ひなこさんと共に惑星ハルボリズムが登壇しました。クリエイティブディレクション・アートディレクションを担当したメインビジュアルとCMの発表を行い、その後佐野さんとのトークタイムで、制作の裏側やコンセプトなどお話をしました。キャンペーンは、夏まで続き、その間パルコ全館でメインビジュアルや映像をご覧いただけます。是非見つけてみてください!:)

e271d698a92be5b6d5e366f1283e1eb4

2.5Dのツイッターに、佐野ひなこちゃんとパルコアラとの3ショットをアップしていただいたよ!佐野ひなこさんは明るくてどこか敵わないなっという強さがある素敵な女優さんだとおもいました。ありがとうございました。🍍🍍🍍スクリーンショット 2016-04-07 16.24.04


2016年3月24日

[Works]スワリの森のイスが各所展示されています。

TOKYO MIDTOWNのDESIGNTOUCH2014でクリエイティブディレクション・アートディレクションを担当させていただいた「スワリの森」。その科学のイスの一部が、各所に展示されているのでご紹介を!

12722765_10153358973516174_624505580_o

Photo from 奈良幼稚園 

TOKYO MIDTOWN DESIGN TOUCH| スワリの森 ‘The forest of chairs’

「大きな切り株の椅子」は、横浜にある奈良幼稚園様に寄贈させていただきました。樹齢2000年のジャイアントセコイアをモデルにした切り株イス、今日もたくさんの子供達に座ってもらっているようです。(わお、幸せもの!)スワリの森風に、周りに人工芝を敷いてくださりました。本当に素敵な幼稚園で、素敵なお人柄の園長さん、先生方の空気あってか、子どもたちもものすごくのびのびしています!(遊具などもほぼ手作りしているんだとか。)

スクリーンショット 2016-03-24 13.54.17

こーんな感じで日々訪れる子どもたちや、園児たちが、寝転んだり、よじ登ったりしながらくつろいでくれている様子。かわいい。最高です。

12874643_10153358973496174_1338569683_o

幼稚園の皆さんが、長期的な使用を検討して、切り株イスの内部構造を鉄骨に改造し、溶接までしてくださいました。溶接もできるDIY幼稚園、すごい!パワフル。

12900185_10153358973471174_827199185_n

また、「硬そうなのにやわらかいイス」と、「座ってあたためるイス」はNHK様の新設の展示スペースにて展示されています!

NHKの採用ページで、「硬そうなのにやわらかいイス」が登場しております。また「スワリの森」のプロデューサーをされていた現『デザインあ』のプロデューサー阿部さんが、記事の中でスワリの森について触れてくださっていますので要チェックです!

他のイスも今後展示予定が決まり次第お伝えしていきます。

 

 

 


2016年3月24日

[Event]アルスエレクトロニカ Post City @ Shibuya に登壇しました。

12805916_486919914826126_4795147502537090151_n

2015年9月に開催されたアルスエレクトロニカ・フェスティバル「POST CITY」のテーマを冠したイベントがリンツを初めて離れ、渋谷のfabcafeで開催されました。 

ポップアップ アルスエレクトロニカ
POST CITY @ Shibuya「もし、渋谷のスクランブル交差点が「広場」になったら?」

渋谷という街の未来をもっと良くする為のアイディアツールをテーマに、古屋遙が展示・プレゼンテーションに参加しました。

12141645_10153344266351174_770958257458030399_n

「渋谷に参加する」というお題を受け、渋谷の歴史をジャンルごとに分けて記した透明な年表「Pararell Chronology Tool Kit」(パラレル年表キット)の試作を作成し、展示を行いました。

今回つくったのは、日本鉄道渋谷駅の開業年 1885年→2050年までの歴史を記せる「過去・今・未来」を横断する年表。「交通」・「事件」・「象徴」・「種族」(キャラ・グッズ)・「絶滅」・「舞台」に分けて作成し、更に、参加者が好きなジャンルで作れる「白紙の年表」を含めた、計7枚の年表キットです。

各年表は透明なOHPシートに印刷されてあり、年表同士を重ねることで、各ジャンルの歴史がどう相互作用を起こして成り立っているか、「事象の関係性」を自分で発見・参照しながら、歴史や未来のシナリオライティングが出来るツールキットとなっています。

スクリーンショット 2016-03-24 13.06.36

スクリーンショット 2016-03-24 13.06.45スクリーンショット 2016-03-24 13.06.55

 

 

 

 

 

 

 スクリーンショット 2016-03-24 13.34.20スクリーンショット 2016-03-24 13.07.09スクリーンショット 2016-03-24 13.34.03

 

 

 

 

 

 

ここ数年、企業の新規事業や新しいプロダクトの企画やコンサル、広告業のプランニングに関わる中で、共通して「現在地点からの未来発想」で物事が語られている事に気づき、そこに過去への想像力や疑問視が加わることで、より視野の広い未来像を描けるのでは、と思いついたことが、年表を作りたいと思って発端です。

また各業界でイノベーションを起こそうと各企業が躍進されている中で、イノベーションとは点ではなく、業界を越境した相互作用の中で起こるものだと思い、「ジャンルを越境して歴史や未来を考える」という視点で物事を考えるための、ヒントにもなるのではないかと思いました。

スマートフォン1つとっても、何故今、この形態が文化となったのか、「テクノロジーの系譜」を辿って行くと、昭和時代に思い描いた「通信の未来」が最初は腕時計(つまりは時計という機能が主体であるものに、通信機能が付属したという発想)という形状で想像されていたものが、結果的には、携帯電話(通信機能が主体であるものに、時計機能が吸収された)という形状が先立って現れたことからも、テクノロジーの進化はあたかも、お互いの機能を吸収しあい、時には放棄しながら種を未来に残していく「生物の進化の過程」を見ているようだと気づき、それを1つの系譜学として可視化できるのでは、という発想も、この年表の試作に至った過程に含まれています。

更には、人間がしっぽを退化させて二足歩行に移行したように、「進化の裏側には退化がある」、ちょっと意味合いは違うかもしれませんが、種を生かすために個を殺すアポトーシス的な発想にもヒントを得られると思いました。テクノロジーやまちづくりの未来を考える上で、「退化していく部分」もパラレルに見ていけるといいのではないかと。

 

そういう意味で、「ジャンル」を、「進化」を、「退化」を、時系列に並べながらも、それを「面」としてパラレルに見ていく。歴史と未来を、視点でなく「視座」で見ていくという姿勢を、提案したいと思いました。

この年表は、よりツールキットとして使いやすい物にできるよう、今後もブラッシュアップをしていく予定です。

試作あるいはプロダクト化に興味がある方がいらっしゃいましたら、いつでもご連絡ください!

−−−−−−−−

イベント詳細

「「まち」(City)は、人類が生存のために創り出した最も成功したストラテジーであり、現在進行中の壮大な社会実験です。人はこれまで、「まち」での生活をより良くするために、その時代の先端テクノロジーを用いて、様々な生活手段、道具、サービスやシステムを生み出してきました。そして今、デジタル革命は新たなステージをもたらし、「まち」のシステムを大きく変容させています。「まち」で働き、「まち」を移動し、「まち」の様々なコミュニティに参加し、生きている私たちにとって、新たな「まち」(=「POST CITY」)の姿とは?新たな社会イノベーションの可能性とは?様々な「問い」が交錯する中、「POST CITY @ Shibuya」では、「まち」の姿をいち早く模索してきたトップランナーたちとのクロストークや、アーティストやイノベーターたちによる、「まち」をもっと良くするためのアイディア・ツール(=POST CITY Kit)の展示やディスカッションなどを通し、未来の姿を炙り出していきます。」(webサイトより抜粋)


2016年2月1日

[Media]ブレーン3月号「特集・いま一緒に仕事をしたいU35クリエイター」に掲載されています。

12645218_10153247803076174_8394860001289490279_n

いま一緒に仕事をしたいU35クリエイターにご紹介いただいてます。もしお近くで見かけましたら是非ご覧ください。

デジタルクリエイターの分野で紹介頂いていますが、実際はデジタル・アナログ関係なく価値や手法を仕組み、仕掛けから作る仕事をしています!今回は、ルミネ LIGHT ME CHRISTMASの件についてご紹介をさせていただきました。

座右の銘は「Think Imaginatively, Do Architecturally. (想像し、実装せよ。)」です。笑

今後も、演劇的な想像と創造のロジックを糧に、ファンタジーをどう社会に実装するか考えて、実践していきたいと思います。

宣伝会議様、取り上げて頂きありがとうございました。

 

 


2016年1月10日

今日のデキゴト:美しいとおもうことについて

水が描けない、もう一度見てくる、と滝をみにいって遭難し、

絵が完成しなかった作家さんがいる。

そんな美しい絵の残り方があるんだなあと、おもった。

 

でもなんで、美しいとおもったのかな。

 

なんとなくだけど、命を感じたからかもしれない。

命を感じる瞬間、が私が住んでるこの便利な世界では、すくないんだ、とおもった。

だから、なんとなくだけど。

 

美しい、と思う瞬間って、命を思い出す瞬間なのかもしれないとおもった。

 

思い出さなきゃいけないことが、いつも、いつも、たくさんある。

そう思って手をとめないように、今日もかんがえ、今日も作る。


2015年12月31日

今日のデキゴト:セーターのカーテン

ある日、わたしが足首ぐらいまである長いセーターを着ていたときのこと。

空港でお土産を買うためにならんでいたら、

うしろから小さな女の子の声がしました。

「これ、なあに?」

 

うしろをふりむくと、5歳ぐらいの小さな女の子が

私のながーいセーターをめくって中をのぞいていました。

image

 

5歳の視点からみると、よっぽど上を見上げないと、

それが、人、だなんて気がつかないのでしょう。

 

ながくて真っ黒な毛糸のそれは

どこかにつながるカーテンのようにみえたのかもしれません。

 

その先に、その子が何を見たのかは、

その子にしかわかりません。

 

その先には、宇宙や、水族館や

はたまたその子の大好きなものばかり売っているお店につながっていたのかも。

 

「こらやめなさい」とお母さんにいわれて、その子の冒険はいったんおしまい。

 

それが人だって答えがわからないまま冒険がおわったから、よかったね。

だって君はまた、知りたいものがひとつふえたんだから。

 

先人たちは頑張って謎を解明してきたけれど、

この世は君が解き明かせる謎が、まだまだたくさんのこっているから。

 

この世界を、どうかたのしんで。

 


2015年12月31日

[Media]装苑2月号「音楽を魅せるクリエイター達」特集にインタビューが掲載されています。

soenmag_201602-thumb-260xauto-6930

12月26日発売の「装苑」2月号に、古屋遙が演出を担当した 安室奈美恵「Birthday」ミュージックビデオに関するインタビューが掲載されています。「音楽を魅せるクリエイター達」ということで、演出する上での音楽と映像の関係について、「いかに見る側の「体験」として映像をデザインできるか」という点をお話させていただきました。お近くの書店やコンビニで見かけましたら是非手にとって御覧いただけたら嬉しいです!


2015年12月18日

今日のソックリ #2 ランドスケープ

 

今日のソックリ。

 

 

鍋を食べながら、ある建築家の先生がおっしゃった。

 

鍋はランドスケープだ。山と海を成している。

“Japanese hot pot is a landscape. It’s constructed by the sea and the ground.”

 

imageimage 

ふむふむそおりだなとおもった。

途端に丸い鍋が、地球のようにみえてきて

ネギや豆腐や魚の切り身が、もとの姿に戻り、

うちからのマグマのような熱で大地がうなり、

緑や、水や、空気や、動物たちが

すさまじいスピードで命をめぐらせているようすが

うかんだ。

 

鍋いっぱい食べ尽くしたころには

それが地球の一部だったかもしれないことは

とうに、わすれてしまった。

 

人間である。

 

 

 


2015年12月16日

今日の交換 #1 : 石焼イモトラック

今日の交換。

 

石焼イモのトラックが、家の近くをとおったので

ああ、まだ石焼いも屋さんは愛されているんだなあと

心があたたかくなった。

このご時世にたった一つのものを売るためだけに開発された車って

とんでもなくかっこいいなあと。

image

 

世の石焼いもトラックのデザインを見るとかっこいいことかっこいいこと。

熱した石でイモを保温するタイプのものもあれば

実際に火がついた専用釜がリアカーにくっついたものまで

実にストイックな作りである。

 

工場の一部を持ち歩く、という意味では

たとえば3Dプリンタやレーザーカッターなんかを

屋台でもちあるいたり

パン屋をオーブンごと持ち歩いて提供するのもおもしろそう。

「工場の一機能が出歩く屋台」

 

あるいは紙芝居屋的な発想で

エンタメ空間を移動させるとか。

「移動するエンターテイメント」

 

image

とか色々考えて何か違和感に気付く。

機能面から応用編を考えてみたとしても

石焼イモトラックの魅力には到底敵わないことに気づいてくる。

そもそも、石焼いもなんて普段からそう食べるわけでもないのに

石焼いものあの歌が聞こえてくると

なぜだかふと、買いたくなってしまうのはなんでだろう?

 

たぶん、単純に石焼いもをかうんじゃなくて

寒い冬の日に石焼いも屋とめぐりあうという

レアスライムにでも会ったような偶発性と非現実性を

ひとは、かいたくなるんだろうな。

 

それも石焼いもトラックでかった芋には

「去年もお会いしましたね。今年ももうおわるんですね。」という

顔つきがある。

 

石焼イモトラックは、「冬」をうっているんだ。

 

だからどんなにコンビニがふえても

コンビニではなくて、石焼いもトラックで

わたしたちは、今日の幻の芋をかってしまう。

 

そういえばあれが足りてなかったわね、と

「冬」のことをおもいだしながら。

 


2015年12月14日

今日のソックリ#1: 「手」⇄「葉」

今日のソックリ!

 

image

「葉」「手」

 

 

 置き換えてみたら…

image

 

風がふいて、木が拍手した!

 

今日のソックリ、置き換え完了!

めでたしめでたし。